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ジョージア州生まれのハミルトン・ボハノン。学生時代にはジミ・ヘンドリックスとバンドを組んだこともあるという。プロとしての最初の仕事は、当時13歳のStevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)のツアーにドラマーとしての参加したこと。これがきっかけでMotown(モータウン)に雇われ、Smokey Robinson(スモーキー・ロビンソン)やMarvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)をはじめとする、レーベルのスター達のサポートも務めるようになる。本作『ストップ&ゴー』からディスコ時代に至っても、ドラマーとしてのリズムへのこだわりはかなり強かったのかもしれない。
モータウンがロサンゼルスに移っても、ボハノンはデトロイトに残り、自分のバンドを結成する。その中にはRay Parker Jr.(レイ・パーカーJr.)やDennis Coffey(デニス・コフィ)、Fabulous Counts(ファビュラス・カウンツ、後のカウンツ)のメンバーもいたという(これまたなかなか渋いところをついた人選)。そして、1972年にシカゴの名プロデューサーCarl Davis(カール・デイヴィス)のDakar(ダカー)と契約し、リリースされたのがこの『ストップ&ゴー』だ。
このアルバムで最も有名な曲はJay Z(ジェイZ)が“Cashmere Thoughts”でサンプリングした“Save Their Souls”だろう。この曲はその他にもUltramagnetic MC’s(ウルトラマグネティックMCズ)等、多くのアーティストに取り上げられ、ブレイクビーツ・クラッシックとしても知られている。
Producer: Hamilton Bohannon
1973年