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ソウル&ファンク大辞典

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Leon Haywood / COME AND GET YOURSELF SOME

70年代西海岸随一の実力派ソウル・アーティスト

レオン・ヘイウッド Come And Get Yourself Some,
Leon Haywood, 1975
実力の割に日本では評価が低いような気がするLeon Haywood(レオン・ヘイウッド)。彼にとっての代表作の一つであるこの“Come And Get Yourself Some”でも、単なるソウル以上の幅広さと深みあるサウンドを聴かせてくれる。同時代のマーヴィン・ゲイにも負けないほどの洗練度だ。

ブルース・ピアニストとして音楽キャリアをスタートし、全盛期のサム・クックのバンドでもプレイしているレオン・ヘイウッド。1964年にはすでにソロとしてデビューしている。ヒットシングルも数枚出してはいたが、アルバムとしてようやく高い評価を得ることができたのが本作だ。

収録曲の“I Want’a Do Something Freaky to You”は彼にとって最大のヒット曲で、パブリック・エナミーをはじめドクター・ドレーやマライヤ・キャリー等、数多くのアーティストにサンプリングされている。

バックのミュージシャンは非常に豪華。ベースにWilton Felder(ウィルトン・フェルダー)、ギターRay Parker Jr.(レイ・パーカー・ジュニア)やDavid T. Walker(デイヴィッド・T・ウォーカー)、ピアノJoe Sample(ジョー・サンプル)等、西海岸のメローなサウンドを得意とする一流プレイヤーが顔を揃えている。

Producer: Leon Haywood
1975年



I Want’a Do Something Freaky to You - Leon Haywood
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