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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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J.B.’s

永遠不滅のバックトラックを残した黒いグルーブの職人たち

JB's Damn Right I Am Somebody,
Fred Wesley and the JB's, 1974
言うまでもなく70年代James Brown(ジェームス・ブラウン)を支えたスーパーバックバンド。JB’s(ジェービーズ)名義のレコードも多数出ているので、バックバンドの範疇には収まらないが、まさしくジェームス・ブラウンのバックバンドであり、彼にプロデュースされたことによりバンド単体でも評価されるようになった。

メンバーは流動的で、はっきりといつ結成したかを特定するのは難しいが、ほぼ原型が決まったのは1971年のことである。ただし、オリジナルにこだわるなら1969年にBootsy Collins(ブーツィー・コリンズ)が参加した時点が原型だという説もある。この頃に“Sex Machine”や“Super Bad”を発表しており、70年代のJB’sのエッセンスはここにあるともいえる。また、それぞれのメンバーは60年代からジェームス・ブラウンと一緒に行動しているので、もっと前だと主張する人もいるが…。

1968年にはすでにブラウンのバンドに参加していたFred Wesley(フレッド・ウェズリー)が核となりバックバンドとして確立、Sweet Charles(スウィート・チャールズ)、Pee Wee Ellis(ピー・ウィー・エリス)、ブーツィー・コリンズ、Jimmy Nolen(ジミー・ノーレン)、Maceo Parker(メイシオ・パーカー)、St. Clair Pinckney(セント・クレア・ピンクニー)らのメンバーにより、黄金期のJB'sが構成される。またVicki Anderson(ヴィッキ・アンダーソン)Bobby Byrd(ボビー・バード)Lyn Collins(リン・コリンズ)Marva Whitney(マーヴァ・ホイットニー)などの後のレアグルーヴ・シーンに多大なる影響を与えることになるヴォーカリストたちのバックとしても活躍した。

今から考えると、踊るためだけのミニマルさや、そのドス黒いビートは、ヒップホップのアーティストにサンプリングされるために存在していたような気もする。ジェームス・ブラウンのためのバンドとして誕生したが、現代のヒップホップ界にもリスペクトされ、バックトラックとして永遠不滅のグルーブを残したからだ。

JB’sを楽しむには、とにかく何も考えずに、ビートに身を委ねるのが一番。

その後フレッド・ウェズリーとメイシオ・パーカーはGeorge Clinton(ジョージ・クリントン)のPファンクの一派とともに活動をし、新たな展開へと入っていった。





James Brown & Bobby Byrd featuring Bootsy Collins - Sex Machine (Live)
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