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ソウル&ファンク大辞典

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Vicki Anderson (Myra Barnes)

ジェームス・ブラウンに絶賛されたファンキー・クイーン

ヴィッキー・アンダーソン Answer to Mother Popcorn,
Vicki Anderson, 1969
1965年にジェームス・ブラウン・レビューに加わり、一躍脚光を浴びたヴィッキ・アンダーソン。一時期Marva Whitney(マーヴァ・ホイットニー)と入れ替わるが、すぐに復帰し、おそらくレビューで一番長く重要ポジションを務めた。本名のMyra Barnes(マイラ・バーンズ)でも数枚シングルをリリースしている。

やはり“If You Don’t Give Me What I Want (I Gonna Get It Some Other Place)”や、本名で出した“Super Good Pt. 1 & 2”、“The Message from the Soul Sisters”のようなファンキーな曲で魅力全開になるが、しゃがれ声で歌うバラードもかなりよい。万能型のヴォーカル・スタイルは、まさに女性版ジェームス・ブラウンだ。

ジェームス・ブラウン自身からも、彼のレビューに参加した女性ヴォーカルとしては、彼女が一番よかったと称賛されている。

実力的には申し分ないヴィッキ・アンダーソンだが、彼女の魅力を最大限に発揮できたのは、ジェームス・ブラウンだけだった。彼のもとを離れてからは、花開くことはなかった。

全盛期は1970年前後。この時代のレコードならどれも必聴。

夫はJBの相棒だったBobby Byrd(ボビー・バード)




The Message From The Soul Sisters (Pt. 1 & 2) - Vicki Anderson
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