ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
やはり“If You Don’t Give Me What I Want (I Gonna Get It Some Other Place)”や、本名で出した“Super Good Pt. 1 & 2”、“The Message from the Soul Sisters”のようなファンキーな曲で魅力全開になるが、しゃがれ声で歌うバラードもかなりよい。万能型のヴォーカル・スタイルは、まさに女性版ジェームス・ブラウンだ。
ジェームス・ブラウン自身からも、彼のレビューに参加した女性ヴォーカルとしては、彼女が一番よかったと称賛されている。
実力的には申し分ないヴィッキ・アンダーソンだが、彼女の魅力を最大限に発揮できたのは、ジェームス・ブラウンだけだった。彼のもとを離れてからは、花開くことはなかった。
全盛期は1970年前後。この時代のレコードならどれも必聴。
夫はJBの相棒だったBobby Byrd(ボビー・バード)。