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ライナーノーツの情報によると、これは全員ブラジル人で作り上げた新たなアフリカン・ミュージックということらしい。当然、米国のファンクやジャズに影響を受けていただろうから、同時期のジェームス・ブラウンやマイルス・デイビス、ハービー・ハンコック等がアフリカ回帰していった流れとシンクロした動きと考えた方が自然か? ブラジル+アフリカなので、全編非常にパーカッシブ。
ただしスピリチュアルには流れすぎず、時折「ピーターガン」等、何処かで聞いたことのあるようなフレーズが流れたりと、結構陽気、かつポップでダンサブルでもある。
非常にゆるくレコーディングされている感じがするが、これほど聞き応えがあるのは、やはりリズム大国のブラジルだからこそ成せる業か。
Producer: João Negrão
1972年