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ソウル&ファンク大辞典

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Herbie Hancock / MWANDISHI

脳内グルーヴするアフロコスモス・ジャズファンク

エムワンディシ Mwandishi,
Herbie Hancock, 1971
ハービー・ハンコックが明らかに方向転換し、70年代に追求することになる野太いジャズファンクの世界に足を踏み入れるきっかけになった作品。

60年代にマイルス・デイヴィスのグループに抜擢され、大きな影響を受けたハービー・ハンコック。“Mwandishi”のインスピレーションの源となったのは、おそらく“In a Silent Way”と“Bitches Brew”の世界観だろう。前者ではハービーもレコーディングに参加している。マイルスの想像力は宇宙と太古の両方の世界へと広がっていたが、ハービーの場合、やや太古の世界に比重を置いた音世界を築こうとしたようだ。本作ではメンバー全員にスワヒリ語で名前をつけ、ルーツへの敬意を表している。

エムワンディシのメンバーはみんなこの作品の後、名作を残した。マイルスに刺激を受けたハービーの魂が、メンバーにうまく伝わったということだろう。“Mwile”ことBenny Maupin(ベニー・モウピン)は『ビッチズ・ブリュー』にも参加しているので、エムワンディシの魂を直接受け継いでいるといえる。

強烈なリズムはあるものの、アフロを突き詰めミクロの世界にまで突入しているので、ジャンルでいえばスピリチュアルジャズの部類に入るだろう。腰でグルーヴするのではなく、脳内でグルーヴするタイプのジャズファンクだ。

Producer: David Rubinson
1971年





Ostinato (Suite For Angela) - Herbie Hancock
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