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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Herbie Hancock / FAT ALBERT ROTUNDA

天才がスタイル変態中に残した裏名盤

ハービー・ハンコック Fat Albert Rotunda,
Herbie Hancock, 1969
ブルーノートからワーナー・ブラザーズに移籍して最初に制作された作品。“Fat Albert Rotunda”は、テレビ番組のサウンドトラックとして作られ、番組の内容のせいもあるが、名門ジャズレーベルを離れたこともあり、気取りのないのびのびとした作品に仕上がっている。

時代とともに音楽スタイルを変化させ、常にその時代の最高品質の音を提供してきたハービー・ハンコックだが、彼にしては珍しくこのアルバムではソウル・ジャズに近いアプローチに挑戦している。ちょうどブルーノート期からジャズファンク期に移行するど真ん中の作品としても興味深い。

一番のオススメは1曲目の“Wiggle-Waggle”。テイ・トウワが手がけた立花ハジメの“Bambi”のネタにもなり、Eric Gale(エリック・ゲイル)とおぼしきギターのリフがとにかく最高。続く“Fat Mama”は2パックが“If My Homie Calls”のネタに使用。最もソウルジャズ的な作品としては“Oh! Oh! Here He Comes”もオススメ。

テナーサックスでJoe Henderson(ジョー・ヘンダーソン)とJoe Farrell(ジョー・ファレル)、ドラムの一部でBernard Purdie(バーナード・パーディ)が参加。

Producer: Herbie Hancock
1969年




Wiggle-Waggle - Herbie Hancock
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