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時代とともに音楽スタイルを変化させ、常にその時代の最高品質の音を提供してきたハービー・ハンコックだが、彼にしては珍しくこのアルバムではソウル・ジャズに近いアプローチに挑戦している。ちょうどブルーノート期からジャズファンク期に移行するど真ん中の作品としても興味深い。
一番のオススメは1曲目の“Wiggle-Waggle”。テイ・トウワが手がけた立花ハジメの“Bambi”のネタにもなり、Eric Gale(エリック・ゲイル)とおぼしきギターのリフがとにかく最高。続く“Fat Mama”は2パックが“If My Homie Calls”のネタに使用。最もソウルジャズ的な作品としては“Oh! Oh! Here He Comes”もオススメ。
テナーサックスでJoe Henderson(ジョー・ヘンダーソン)とJoe Farrell(ジョー・ファレル)、ドラムの一部でBernard Purdie(バーナード・パーディ)が参加。
Producer: Herbie Hancock
1969年