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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Toots & the Maytals / IN THE DARK

ソウル溢れるレゲエの名盤

メイタルズ In the Dark,
Toots & the Maytals,
1974
1960年代のスカの時代から活躍し、ロックステディ、レゲエと変遷していっても、常にToots & the Maytals(トゥーツ&ザ・メイタルズ)のリードヴォーカル、Frederick “Toots” Hibbert(フレデリック・トゥーツ・ヒバート)の歌にはソウルがあった。

トゥーツ・ヒバートは、ソングライターとしても優れており、この『イン・ザ・ダーク』でもほとんどの曲を書いている。

A5“I See You”やB3の“Love Gonna Walk Out on Me”の出だしなんかは、モロ60年代ソウルだ。代表作“54-46 Was My Number”もジェームス・ブラウンやウィルソン・ピケットを彷彿とさせる。カントリーの名曲“Take Me Home, Country Roads(カントリー・ロード)”の、こなし方は文句のつけようがない。

ジャマイカ人は、サム・クックやオーティス・レディング等、米国のアーティストに影響を受けながら、独自の音楽を築いていった。トゥーツ&ザ・メイタルズの“In the Dark”は、米国で消えつつあった60年代ソウルのエスプリを、見事に70年代のジャマイカで再現したレゲエの枠を超えた名盤。

Producer: Byron Lee, Carlton Lee, Neville Hinds, Warrick Lyn
1974年




54-46 That's My Number - Toots & the Maytals
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