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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Otis Redding / COMPLETE & UNBELIEVABLE: THE OTIS REDDING DICTIONARY OF SOUL

円熟の境地に達したオーティスを満喫

オーティスレディング Complete & Unbelievable:
The Otis Redding
Dictionary of Soul,
Otis Redding, 1966
3作目の“Otis Blue”でブレイクしたオーティス・レディング。そこから“The Soul Album”を経て、本作では完全に大スターのオーラが漂っている。オーティスはもちろんのこと、バックのBooker T. & the M.G.’s(ブッカーT&ザMGズ)とMemphis Horns(メンフィス・ホーンズ)の円熟度にも感動を覚える。現代の音楽から考えると、音数は圧倒的に少ないのにもかかわらず、全く不足感を感じさせない。今のバンドでこの再現をしても、同じようにプレイできる人たちがいるだろうか。

収録されているのは、今となっては名作ばかりだが、“Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)”や“Ton of Joy”のような抑え気味の歌が心に染みる。

ソロ作としては、この『ソウル辞典』が生前にリリースされたアルバムとしては、最期の作品となった。

(ちなみに本作の邦題である『ソウル辞典』に影響を受け、このサイトの名称を『ソウル&ファンク大辞典』に決めました。)

Producer: Jim Stewart, Booker T. & the M.G.’s, Isaac Hayes, David Porter
1966年



Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) - Otis Redding
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