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ソウル&ファンク大辞典

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Charles Earland / BLACK TALK!

何でも欲しがる好奇心が生んだソウルジャズの申し子

チャールズ・アーランド Black Talk!,
Charles Earland, 1969
子供の頃、父親が持っていたサックスを内緒で持ち出し、練習していたというチャールズ・アーランド。10代の時にはすでにJimmy McGriff(ジミー・マクグリフ)のバンドでサックスを吹くほどの腕前になっていた。しかし、マクグリフがあまりにも楽しそうにハモンド・オルガンを弾いているのを見て、今度はマクグリフのキーボードを借りて習得する決意をする。そして今度はLou Donaldson(ルー・ドナルドソン)のバンドでオルガニストを座を射止めた。こうしてコッテコテのソウルジャズの巨匠たちとプレイしてきた彼の回答がこの“Black Talk!”。全編、師匠たちにも負けないような最高に踊れるソウルジャズが収録されている。

主役はもちろんチャールズ・アーランドだが、脇役も素晴らしい。ドラムではIdris Muhammad(アイドリス・ムハマッド)が参加。印象的なのはギターのMelvin Sparks(メルヴィン・スパークス)。彼はリトル・リチャード、カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイのようなソウル系のアーティストや、ルー・ドナルドソン、ジョニー・ハモンド・スミスのような人ともプレイしており、この時期はまさしくソウルジャズ界の大物のバックを多く務めた人物。『ブラック・トーク!』でもツボを得た演奏を聞かせてくれる。

5th Dimension(フィフス・ディメンション)がヒットさせた“Aquarius”のジャズバージョン等、カバー曲も見事。

Producer: Bob Porter
1969年



Black Talk - Charles Earland
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