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当然サントラなので、音楽は映画の内容と呼応しており、曲のテーマはすべて70年代のストリートで起きているリアルな日常を取り上げている。現実を切り取り、知的な表現として昇華させるカーティス・メイフィールドとしては、ある意味異色の作品でもある。
まるでヤクの取引現場を体感させられるような “Pusherman” や “Freddie’s Dead”。ヒリヒリするようなメロウの“Give Me Your Love (Love Song)”。泣けるインストの“Think”。そしてタイトル曲の“Super Fly”とハードボイルドな名曲が連発する。
セールス的にも大成功し、ビルボード・ホット100で1位を獲得している。
Producer: Curtis Mayfield
1972年