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Delfonics(デルフォニックス)、Blue Magic(ブルー・マジック)、Harold Melvin & the Blue Notes(ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ)等、フィリーソウルの名曲の数々の録音に携わっているが、ファンク・ブラザーズと違う点は、MFSB自身も数多くのアルバムを製作し、大ヒット曲も残していることだ。
テレビ番組「ソウル・トレイン」のテーマ曲に使われた“TSOP (The Sound of Philadelphia)”は、フィリーソウルやディスコを代表する曲でもあり、ビルボードのチャートでも1位を獲得した。
MFSBがバックを務め、最初に大ヒットしたのが、1972年、O’Jays(オージェイズ)の“Love Train”。この曲のドラムを担当したEarl Young(アール・ヤング)のスタイルが、その後のフィリーソウルやディスコの基盤を築き、Salsoul(サルソウル)やハウスにつながる流れを作った。