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サルソウルのレーベル・オーナーがフィリーソウル好きだったため、その中心メンバーでもあったヴィンス・モンタナをはじめ、Norman Harris(ノーマン・ハリス)、Ronnie Baker(ロニー・ベイカー)、Earl Young(アール・ヤング)、Bunny Sigler(バニー・シグラー)等を引き抜き、図々しいことにフィリーサウンドを忠実に再現するために、レコーディングはシグマ・サウンド・スタジオで行った。
オリジナルのサルソウル・オーケストラ版ではLoleatta Holloway(ロリータ・ハロウェイ)がヴォーカルの“Runaway”は、1997年にNuyorican Soul(ニューヨリカン・ソウル)にカバーされ大ヒット。このヒットにより、サルソウル・オーケストラにも注目が集まり、以来、根強い人気を得ている。
サルソウル・オーケストラが、フィリーソウルをディスコへと発展させ、それがハウス・ミュージックへとつながっていった。ダンス・ミュージックの歴史上、非常に重要なバンドといえる。