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ウェブスター・ルイスといえば、Strata-East Records(ストラタ・イースト)のPiano Choir(ピアノ・クワイア)や、Tony Williams Lifetime(トニー・ウィリアムス・ライフタイム)、Herbie Hancock(ハービー・ハンコック。笠井紀美子の『バタフライ』にも参加)との活動や、70年中期以降のディスコ寄りの作品での活躍の方が目立っているが、まだ無名だった“Live at Club 7”は、まるで別人格のような作風で、比較対象がないほど個性的でもある。スピリチュアル・ジャズ的な要素も強いが、どちらかというとゴスペルやアフロのようにもっと肉体的血流を感じ、「ドックンドックン」感が凄いのだ。この感覚は、ジャズよりもジェームス・ブラウンに近い。
Producer: Webster Lewis, Hallvard Kvale
1971年