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このアルバム『カム・トゥ・マイ・ガーデン』ではまだスティービー・ワンダーの力は借りていないが、ピアノのRamsey Lewis(ラムゼイ・ルイス)、ドラムのMaurice White(モーリス・ホワイト)、ギターのPhil Upchurch(フィル・アップチャーチ)と大物三人が参加している。三人ともチェスの盟友であり、彼らの参加がこのアルバムの魅力となるジャズ・テイストを加えている。
商業的成功は1974年のアルバム『パーフェクト・エンジェル』まで待たなければならなかったが、芸術的レベルにおいては、この『カム・トゥ・マイ・ガーデン』もすでに完成の域に達している。デビュー作ですでに一つの山の頂を登りきり、次の山をスティービー・ワンダーとともに目指すことになる。
Producer: Charles Stepney
1970年