ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
サウンドは、ギターにLarry Carlton(ラリー・カールトン)、キーボードにJoe Sample(ジョー・サンプル)と、Crusaders(クルセーダーズ)のコンビを採用しているように、ジャズともソウルともつかない多様性がこの時代らしさを感じる。
本作ではスーパーヒットは一曲もないが、全体的に非常に渋く、高品質で、声を楽器のように操るミニー・リパートンのヴォーカリスト、そして音楽家としての幅を示した充実作といえる。曲はミニーとリチャードの夫婦以外に、ジョー・サンプルとLeon Ware(リオン・ウェア)が参加していることからも、このアルバムの方向性が窺い知れる。
A5 “Love and Its Glory”では、ハープでDorothy Ashby(ドロシー・アシュビー)が参加。
Producer: Minnie Riperton, Richard Rudolph, Stewart Levine
1975年