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他の曲も素晴らしい。A2“Living for the City”はスティービー・ワンダーのカバーだが、アルバムの流れに非常に合っている。A3“Love Song”は、60年代のラムゼイ・ルイスとEW&Fが合体したような気持ちのいい曲。リズムが粘っこいB1“Jugle Strut”とB3“Tambura”は、最もファンキーな曲。ラストの“Gemini Rising”は、このアルバムでは異色な気もするが、ジャズ・ミュージシャンとしての良心を感じるプレイを聞ける。
名曲“Sun Goddess”がこのアルバムの流れを作っており、時代の勢いを見事なまでに最後まで活かしている。ある意味、名人にしか出来ない荒技。
Producer: Ramsey Lewis, Teo Macero, Maurice White
1974年