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ソウル&ファンク大辞典

ヒップホップを経験した時代からみた、永遠に完成しないソウル&ファンクの大辞典。

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Isaac Hayes / HOT BUTTERED SOUL

元祖チェーンじゃらじゃらアーティストとしてのイメージを決定付けた一枚

アイザックヘイズ Hot Buttered Soul,
Isaac Hayes,
1969
Stax Records(スタックス)の裏方としてはすでに中心メンバーのひとりとして活躍していたアイザック・ヘイズにとって表舞台に出るきっかけとなった作品がこの『ホット・バタード・ソウル』。収録曲はわずか4曲。1960年代のソウルといえばモータウンに代表されるように、ラジオでオンエアされるためには3分前後にまとめるのが常識だった。そんな時代に、あえて長尺ばかりの曲を揃えた当時としては非常に挑戦的な作品でもある。

アイザック・ヘイズの実力は、“Hot Buttered Soul”以前に十分証明済みだったが、驚きはバックを務めるBar-Kays(バーケイズ)の円熟ぶり。60年代はどちらかというとハッピー&ロッキンな演奏を得意としているイメージが強かったが、このアルバムではデトロイトで加えられた重厚なソウル・オーケストラと見事にマッチした非常にタイトな演奏を聴かせてくれる。そしてこのオーケストラ・サウンドも、マーヴィン・ゲイの“What’s Going On”等、その後の70年代ソウルの流れに大きな影響を与えている。

オススメはアイザック・ヘイズを語る上で欠かせいA面の2曲。バート・バカラック作曲のバラードに独自の解釈を導入した“Walk on By”と呪術的にも感じる超ミニマル激しぶ大人ファンク炸裂の“Hyperbolicsyllabicsesquedalymistic”。どちらもサンプリングの大定番。

Producer: Al Bell, Allen Jones, Marvell Thomas
1969年



Hyperbolicsyllabicsesquedalymistic - Isaac Hayes
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