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ソウル&ファンク大辞典

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Barbara Acklin

シカゴソウルの名作をいくつも残した有能秘書

バーバラ・アクリン Am I the Same Girl,
Barbara Acklin,
1969
西海岸生まれシカゴ育ちのバーバラ・アクリン。当時の多くの偉大な歌手たちと同じく幼少期は教会で歌を覚え、高校生の頃には地元クラブにも出演するようになる。卒業後は親戚であるMonk Higgins(モンク・ヒギンズ)がレコード会社のプロデューサーだったコネで、その会社の秘書の仕事を得る。またヒギンズのSpecial Agent(スペシャル・エージェント)レーベルからレコードデビューもしている(芸名はBarbara Allen)。その後、モンク・ヒギンズがChess Records(チェス)に移ったため、バーバラ・アクリンも、チェスに呼ばれ、バックヴォーカルの仕事をするようになる。

1966年にはCarl Davis(カール・デイヴィス)のレーベルBrunswick(ブランズウィック)で、またもや秘書として雇われる。しかし歌手になりたい彼女は曲を書き続け、ついにJackie Wilson(ジャッキー・ウィルソン)に彼女の曲が採用され大ヒットとなる。これをきっかけに彼女自身のレコーディングの話も決まり、ここからバーバラ・アクリンの人生の歯車は好転しはじめる。

1968年に彼女の人生は大きく動く。ソロとしてリリースした“Love Makes a Woman”がバーバラ・アクリンとして最上位であるR&Bチャート3位の大ヒットとなり、Gene Chandler(ジーン・チャンドラー)との共作“Show Me the Way to Go(R&Bチャート30位)”、“From the Teacher to the Preacher(R&Bチャート16位)”も成功した。

ソロ・アーティストとしてバーバラ・アクリンの名を最も高めたのは1969年の“Am I the Same Girl”だろう。ところが本人のバージョンよりも、カバーバージョンの方がヒットしている。元々バーバラ・アクリンの作品としてレコーディングされたが、彼女のヴォーカルはピアノに差し替えられ、まずYoung-Holt Unlimited(ヤング・ホルト・アンリミテッド)の作品“Soulful Strut”として1968年に発表、全米3位の大ヒットとなった。翌年発表されたバーバラ・アクリンのバージョンはR&Bチャート33位までしか上昇していない。最近では1992年にリリースされたSwing Out Sisters(スウィング・アウト・シスターズ)のバージョンも有名だ。ちなみにこの曲は彼女ではなく、夫でありChi-Lites(シャイライツ)のリードシンガーEugene Record(ユージン・レコード)とSonny Sanders(ソニー・サンダース)の共作。

バーバラ・アクリンは作曲家としても名作を残している。シャイライツの代表作“Have You Seen Her”だ。ユージン・レコードとの共作であるこの曲は、1971年、全米チャート3位(R&Bチャート1位)まで上昇し、彼女が関わった作品の中で最大のヒットとなった。



Am I the Same Girl - Barbara Acklin
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