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ソウル&ファンク大辞典

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Brunswick Records

ニューヨーク発、シカゴソウルの名門

Brunswick Troubles a Comin,
Chi - Lites, 1970
ブランズウィックが最初にレコードを制作したのは1916年と古い。ソウルミュージックのレーベルとしてのイメージがつくのは、1957年にJackie Wilson(ジャッキー・ウィルソン)と契約した頃からだ。ジャッキーはヒットを立て続けに飛ばし、一躍このレーベルの顔となった。

彼の人気に陰りの見え始めた1966年、Carl Davis(カール・デイヴィス)をプロデューサーとして招き、レーベルの再建を図った。その結果、これが大当たりし、レコード・セールスも好調となり、ブランズウィックは米国有数のソウル・レーベルに成長した。もともとシカゴソウル・シーンの顔役であったカール・デイヴィスは、Artistics(アーティスティックス)Chi-Lites(シャイ・ライツ)Barbara Acklin(バーバラ・アクリン)らをブランズウィックに呼び寄せて、自らのプロデュースでレコードをリリースした。

こうして元々はニューヨークの会社でありながら、60年代、70年代のシカゴソウルを代表するレーベルとして人々の記憶に残った。



Have You Seen Her - Chi-lites
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