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アレンジやハーモニーもいいが、曲の素晴らしさはEugene Record(ユージン・レコード)の才能に負うところが大きい。本作ではマーヴィン・ゲイの“Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)”等のカバー曲もあるが、9曲中7曲は彼の作品。収録曲はどれも素晴らしいが、やはり代表するのはビルボードでチャート1位を獲得した“Oh Girl”だろう。ヒット曲が山ほどあるシャイ・ライツだが、Billboard Hot 100で1位を獲得したのはこの曲だけ。少し意外な気がする。
A4 “Being in Love”はユージン・レコードとともにBarbara Acklin(バーバラ・アクリン)も共作者として名を連ねている。
最高のソウルは最高のポップスでもあることを証明した、音楽好きなら誰でも楽しめる作品。
Producer: Eugene Record
1972年