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メロウもファンキーな曲もそつなくこなしている。特に大半を占めるメロウな曲は、ノーマン・コナーズの流れをくんだ安定さ。B2“At the Concert”では、Roberta Flack(ロバータ・フラック)と共演。女性ヴォーカリストをゲストに迎えるのもコナーズ的だ。ラストの“Won’t You Be Mine”はマーヴィン・ゲイを意識しているような歌い方。
意外にいいのが、ファンキーなA1“Whip It”。同じベーシストでヴォーカリストのRick James(リック・ジェームス)を彷彿とさせるような小気味のいい曲。時代的には、この“Goin’ Places”の方が早いので、もしかしたら、リック・ジェームスがマイケル・ヘンダーソンを意識したのかも。
Producer: Michael Henderson
1977年