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ソウル&ファンク大辞典

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Joe Simon / DROWNING IN THE SEA OF LOVE

外からやってきたフィリー屈指の「男梅」

ジョーサイモン Drowning in the Sea
of Love,
Joe Simon, 1972
南部ルイジアナ州に生まれ、ゴスペルで喉を鍛えたジョー・サイモン。一度聞いたら忘れないような野太い声と独特のカントリーテイストでいつも熱いソウルを聞かせてくれる。

本アルバム“Drowning in the Sea of Love”は、一見無謀にも思えるギャンブル&ハフとのプロジェクトだったが、A1のタイトル曲が大ヒットして代表作になった。 この曲はRonnie Foster(ロニー・フォスター)、B.B. King(BBキング)、Maceo Parker(メイシオ・パーカー)等にカバーされている。A2 “Glad to be Your Lover”では、ジョー・サイモン本来の味を生かしたカントリーソウルを前面に出して文句のつけようなし。続くA3 “Something You Can Do Today”は、ジョー・サイモンの個性とフィリー独特のバラードをブレンドした心地いい大人のバラード。ナイス・ミドルのB1 “O’le Night Owl”も気持ちいい。Stylistics(スタイリスティックス)の繊細なバラードを男性的な解釈でアレンジしたB2 “You Are Everything”等もあり、名曲が目白押し。本格派であり、多様性もあるその姿は、「ひとりオージェイズ」といった感もある。

バックはもちろんEarl Young(アール・ヤング)のドラムにRon Baker(ロン・ベイカー)のベース、そしてNorman Harris(ノーマン・ハリス)のギターとVincent Montana, Jr.(ヴィンセント・モンタナJr.)のヴィブラフォンとフィリーソウル鉄板の法則。

フィラデルフィアのフルメニューにニューソウルのテイストを加えながらも、ジョー・サイモンでしか出し得ない男っぽい味を残している点はさすが。実力者にしかできない力技だ。

実力十分なのに、何故かソウルの王道ではあまり語られないジョー・サイモン。彼を聞かないなんてあまりにももったいない。

Producer: Gamble & Huff
1972年





Drowning in the Sea of Love - Joe Simon
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