ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
彼自身がスーパーな存在だったが、このアルバムに参加しているミュージシャンも凄い。ギターにはアース・ウインド&ファイアーのAl McKay(アル・マッケイ)をはじめ、Phil Upchurch(フィル・アップチャーチ)、Ray Parker(レイ・パーカー)。ベースにはBrothers Johnson(ブラザーズ・ジョンソン)のLous Johnson(ルイス・ジョンソン)、EW&FのVerdine White(ヴァーダイン・ホワイト)。ホーンセクションにはTower of Power(タワー・オブ・パワー)やSeawind Horns(シーウィンド・ホーンズ)。その他にもあげればきりがないほど多くのスーパー・ミュージシャンが参加している。
A面は比較的ポップな歌もの、B面はフュージョン系の曲が収録されている。オススメは超盛り上がること請け合いのA面。一曲目の“Pack Up Your Bags”は、ヴォーカルのArt Wilson(アート・ウィルソン)という人がなかなかいい味を出している。2曲目の“Till You Take My Love”は、まるでEmotions(エモーションズ)のような、気持ちのいいダンス・クラッシク。この曲のリードヴォーカルはローリング・ストーンズの“Gimme Shelter”でミック・ジャガーと共演したMerry Clayton(メリー・クレイトン)。
難しいことは考えず、音楽を楽しむために、自らの顔で超一流ミュージシャンを招き演奏した超贅沢なアルバム。
Producer: Harvey Mason
1977年