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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Tower of Power / BACK TO OAKLAND

ビシビシタイトなリズムが特徴の70年代を代表するブラスファンクバンド

タワーオブパワー Back to Oakland,
Tower of Power, 1974
1967年、カリフォルニア州オークランドで結成。西海岸・人種混成・幅広い音楽性等、スライ&ザ・ファミリー・ストーンとの共通性もあるが、タワー・オブ・パワーは社会的メッセージよりも、時代の空気を反映したサウンド重視で現代的。

結成以来メンバーチェンジを何度も繰り返し、息の長い活動を続けているが、本作“Back to Oakland”前後の時代が黄金期。前作からリードヴォーカルがLenny Willams(レニー・ウイリアムス)に代わり、やはり「彼の声」=「タワー・オブ・パワー」という印象が強い。

このバンドの売りのホーンセクションも切れまくっている。また、もうひとつの売りのDavid Garibaldi(デヴィッド・ガリバルディ)のタイトなドラムも冴えまくっており、ファンクバンドといっても、“What Is Hip?”のようなファンキーな曲よりも、曲の展開やアンサンブルでじっくり聞かせるタイプの曲が多い。

ソウルフルな曲から時代を先取りしたフュージョン系の曲まであり、音楽的な幅の広さが、このバンドの魅力。

“What Is Hip?”収録の前作“Tower of Power(1973年)”もオススメ。

Producer: Tower of Power
1974年



Can't You See (You Doin' Me Wrong) - Tower of Power
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