ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
結成以来メンバーチェンジを何度も繰り返し、息の長い活動を続けているが、本作“Back to Oakland”前後の時代が黄金期。前作からリードヴォーカルがLenny Willams(レニー・ウイリアムス)に代わり、やはり「彼の声」=「タワー・オブ・パワー」という印象が強い。
このバンドの売りのホーンセクションも切れまくっている。また、もうひとつの売りのDavid Garibaldi(デヴィッド・ガリバルディ)のタイトなドラムも冴えまくっており、ファンクバンドといっても、“What Is Hip?”のようなファンキーな曲よりも、曲の展開やアンサンブルでじっくり聞かせるタイプの曲が多い。
ソウルフルな曲から時代を先取りしたフュージョン系の曲まであり、音楽的な幅の広さが、このバンドの魅力。
“What Is Hip?”収録の前作“Tower of Power(1973年)”もオススメ。
Producer: Tower of Power
1974年