Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

William Bell / THE SOUL OF A BELL

サザンソウル開拓者の一人

ウィリアムベル The Soul of a Bell,
William Bell, 1967
まだロックばかりを聞いていた頃、そのルーツミュージックのひとつであるソウルを聞きたくて買ったサザンソウルのコンピレーションの中に入っていたウィリアム・ベルの“You Don’t Miss Your Water”。この曲に衝撃を受けて、Stax Records(スタックス)やOtis Redding(オーティス・レディング)のことを知り、どんどんソウルの深みにはまっていった記憶がある。この曲はまだサザンソウルが全米でそれほど注目されていなかった1961年にポップチャートの95位となり、スタックス隆盛の時代到来のきっかけとなった。

オーティス・レディングに比べると、いわゆる「ソウルフルさ」は少ないが、ウィリアム・ベルの方が曲の良さがストレートに伝わる気がする。この辺は本アルバム収録の“You Don’t Miss Your Water”や“I’ve Been Loving You Too Long (To Stop Now)”の二人のバージョンを聴き比べればよくわかる。

“The Soul of the Bell”は、A面にバラード、B面にアップテンポの曲が収録。A面のオススメは“You Don’t Miss…”と“Everybody Loves a Winner”。代表曲はやはり“You Don’t Miss…”であり、バラードのイメージが強いが、ウィリアム・ベルはむしろB面に収録されたジャンプナンバーの方が相性がいい気がする。アップテンポのオススメは“Any Other Way”、“Never Like This Before”。

バックはBooker T. & the MG’sとMemphis Horns(メンフィス・ホーンズ)の混成部隊。

Producer: Jim Stewart
1967年



William Bell Performs "You Don't Miss Your Water" | In Performance at the White House
関連アーティスト