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ソウル&ファンク大辞典

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William Bell / THIS IS WHERE I LIVE

50年物サザンソウルの味わい

ウィリアム ベル This Is Where I Live,
William Bell, 2016
ウィリアム・ベルが70歳を過ぎてもまだまだ現役なのは、ライヴを見て知っていたが、アルバムの噂は久しく聞いていなかった。しかしこの“This Is Where I Live”は嬉しい衝撃だった。「これが俺の居場所だ」というタイトル通り、ウィリアム・ベルの心の故郷であるサザン・ソウルがいっぱい詰まっている。そして何よりリリースが、彼の黄金期を支えたStax Records(スタックス)からというのも驚きだった。

サウンドは何の奇をてらうこともなく、王道サザンソウル。若い時から円熟した歌声だったので、歳を取ってもそれほど印象は変わらない。それでも時代を感じないのは、プロデュースとアレンジを担当するジョン・レベンサールの成せる業だろう。彼はカントリー系作品のプロデュースと作曲で、グラミー賞をいくつも獲得するような偉大な音楽家。カントリー系のプロデューサーがサザンソウルを手がけるというのも、スタックス勃興期を想起させる。

ベテラン・アーティストが、衰えることなく円熟する様を見るのは非常に嬉しい。こうした文化の裾野の広さこそが、アメリカの偉大さの真髄だということを「あの人」は理解しているのだろうか?

Producer: William Bell, John Leventhal
2016年





William Bell - The Three of Me (Live at WFUV)
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