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ソウル&ファンク大辞典

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Valerie Simpson / VALERIE SIMPSON

デュオや作曲家としても有名なマルチな女性シンガーの隠れたソロのしっとり名作

ヴァレリー・シンプソン Valerie Simpson, 1972
1960年代には夫のNickolas Ashford(ニコラス・アシュフォード)とともにモータウンでMarvin Gaye & Tammi Terrell(マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル)の“Ain’t No Mountain High Enough”等、数多くの名曲を提供、タミー・テレルが病に倒れてからは、彼女の治療費捻出のために影武者としてアルバムにも参加していたヴァレリー・シンプソン。当初は主に裏方として非常にいい仕事を残してきた。

70年代中期にはアシュフォード&シンプソンとしてスター街道を突っ走ることになるが、その直前に素晴らしいソロアルバムを2作残している。その第2作目がこのセルフタイトル作。

オススメはA1 “Fix It Alright”、A2 “Benjie”、A4 “One More Baby Child Born”、B3 “Silly Wasn’t I”。ヴァレリー・シンプソンは、作曲能力だけではなく、シンガーとしても優れているので、駄作がほとんどないアーティストだが、メロウな曲が抜群にいい。

1971年発表の“Exposed”も同様に素晴らしい一枚。

Producer: Nickolas Ashford, Valerie Simpson
1972年



Silly Wasn’t I - Valerie Simpson
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