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1974年、シカゴのDakar Records(ダカー)からデビュー、その後Chi Sound Records(シャイ・サウンド)に移籍したが、プロデュースはデビュー作と同じCarl Davis(カール・デイヴィス)とSonny Sanders(ソニー・サンダース)のコンビで変わっていない。録音はシカゴとマッスルショールズの2カ所で行われており、サウンド的にも北と南のテイストが適度にブレンドされている。
バラードの“I’ll Run to Your Side”から、70年代シカゴを感じるファンキーな“Bad Risk”、そして典型的なサザンソウル・ミディアムの“Let the Woman Know”、“I Could Be So Good for You”と、すべてそつなくこなすシドニー・ジョー・クォールズ。70年代屈指のアルバムにあげる人もいるこの“So Sexy”だが、残念ながら、この作品以降スポットライトを浴びることはほとんどなくなった。
Producer: Sonny Sanders
1979年