ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
1971年発表のデビューアルバム“What Is It”は、内容的にはいいものの、収録曲のほとんどがテンプテーションズ、ハービー・マン、チャールズ・ライト&ザ・ワッツ・103rd・ストリート・リズム・バンド等のカバー曲だったため、S.O.U.L.の真の実力が発揮されたのはこの“Can You Feel It”から(カバー曲はスティービー・ワンダーの“My Cherie Amour”1曲のみ)。
S.O.U.L.の最大の特徴は、そのレイドバックしたグルーヴ。派手さはないものの、大人の渋いファンクを聞かせてくれる。その典型が1曲目のタイトル曲。A1にこんな渋い曲を持ってくるあたりに相当な自信を感じる。同タイプのA4 “Peace of Mind”も素晴らしい。ディープなソウルではB3 “To Mend a Broken Heart”がオススメ。
Producer: Richard Telmadge, Steve Feldman
1972年