Malone & Barnes And Spontaneous Simplicity / FREEDOM SERENADE
ドナルド・バードの教え子パート2はとってもディープ
Freedom Serenade,
Malone & Barnes And
Spontaneous Simplicity,
1977
ハワード大学の同級生、Johnny Malone(ジョニー・マローン)とAllan Barnes(アラン・バーンズ)からなるマローン&バーンズ・アンド・スポンテニアス・シンプリシティ。彼らはハワード大学教授のDonald Byrd(ドナルド・バード)の教え子でもあり、バーンズはバードによって大学に誘われ、Blackbyrds(ブラックバーズ)のメンバーでもあった。グループ名のSpontaneus SimplicityはSun Ra(サン・ラ)の曲名が由来であり、バーンズは時折サン・ラのバンドメンバーとしても活動していた。
このアルバム“Freedom Serenade”で聞くことのできるサウンドは、彼らの経歴が示す通りレベルの高いサウンド。ドナルド・バードやブラックバーズ的なジャズファンクに、サン・ラ的スパイスを少しふりかけたような70年代的踊れるジャズファンク。ゲストとしてGil Scott Heron(ギル・スコット・ヘロン)との共演が有名なBrian Jackson(ブライアン・ジャクソン)も参加している。
Humpin’ International Recordsからリリースされたオリジナルのアナログ盤は、プレス数が少ないため非常にレア。
Producer: Johnny Malone, Allan Barnes
1977年