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リリースは70年代に独自のメロウなグルーヴを確立したCTI Records。ボブ・ジェームスは白人アーティストだが、このアルバムではメロウなサウンドの奥底に、意外な黒さも感じさせる。80年代のボブ・ジェームスとはかなり異なる印象を受ける。
Eugen McDaniels(ユージン・マクダニエルズ)作曲でRoberta Flack(ロバータ・フラック)やGeorge Benson(ジョージ・ベンソン)のバージョンが有名な“Feel Like Making Love”等、有名な曲がいくつか収録されているが、ボブ・ジェームス自作の3曲(“Valley of the Shadows”、“Soulero”、“Nautilus”)の方が出来がいい。
Producer: Creed Taylor
1974年