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ソウル&ファンク大辞典

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Bob James / ONE

オールドスクール・ブレイクビーツの大定番

ボブ・ジェームス One,
Bob James, 1974
ボブ・ジェームスは、サンプリングされる頻度が非常に高いアーティストだが、このソロとしてのデビューアルバム『ワン(邦題:はげ山の一夜)』 では、なんといってもラストの“Nautilus”が有名だろう。Idris Muhammad(アイドリス・ムハマッド)が叩き出すブレイクビーツはヒップホップの定番になっている。この曲はRun-DMC(ランDMC)の“Beats to the Rhyme”をはじめ、Eric B. & Rakim(エリックB&ラキム)、A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)等、数え切れないほどのアーティストにサンプリングされ、Nuyorican Soul(ニューヨリカン・ソウル)は、1996年にカバー曲をを出している。

リリースは70年代に独自のメロウなグルーヴを確立したCTI Records。ボブ・ジェームスは白人アーティストだが、このアルバムではメロウなサウンドの奥底に、意外な黒さも感じさせる。80年代のボブ・ジェームスとはかなり異なる印象を受ける。

Eugen McDaniels(ユージン・マクダニエルズ)作曲でRoberta Flack(ロバータ・フラック)やGeorge Benson(ジョージ・ベンソン)のバージョンが有名な“Feel Like Making Love”等、有名な曲がいくつか収録されているが、ボブ・ジェームス自作の3曲(“Valley of the Shadows”、“Soulero”、“Nautilus”)の方が出来がいい。

Producer: Creed Taylor
1974年



Nautilus - Bob James
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