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現在でも人気が高い理由として、CTIが洗練されたジャズファンクの作品をリリースし続けていたことがあげられるだろう。George Benson(ジョージ・ベンソン)、Airto(アイアート)、Freddie Hubbard(フレディー・ハバード)、Hubert Laws(ヒューバート・ロウズ)、Deodato(デオダート)等はCTIで高品質の作品を制作しており、その独特のメロウな感覚は今聴いても新鮮である。
またCTIは洗練されたジャケットでも有名だった。写真家Pete TurnerとアートディレクターSam Antupitのコンビによる作品は、音楽と相まって独自の世界を築いていた。
1971年には「アメリカのアフロ・アメリカン達のための独自のポップ・ミュージックの供給」をいう硬派なスローガンを掲げ、アフロ色を強めた姉妹レーベルのKuduを設立。Grover Washington, Jr.(グローバー・ワシントン・ジュニア)やJohnny Hammond(ジョニー・ハモンド)らのソウル・ジャズの好盤をリリースしていた。