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ソウル&ファンク大辞典

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Falcons

キラ星の如きスター達が在籍したヴォーカルグループ

ファルコンズ I Found a Love,
Falcons, 1962
1960年前後に2つのスーパーヒットを持ち、ソウル史上屈指といっても大げさでない、キラ星の如きスター達が在籍していたグループFalcons(ファルコンズ)。

最初のヒットは“You Are So Fine”(全米17位・1959年)。Joe Stubbs(ジョー・スタッブス。後に100 Proof Aged in Soulを結成。フォー・トップスのリーバイ・スタッブスとは兄弟)がリードをとるこの曲は、アーリーソウルの記念碑的作品。もうひとつが、ファルコンズの最高傑作といわれる1962年の“I Found A Love”。Wilson Pickett(ウィルソン・ピケット。言うまでもなく60年代サザンソウルの大スター)がリードをとったこの曲は、ディープ・ソウルの原型とされている。その他にもEddie Floyd(エディ・フロイド。“Knock on Wood”で有名なStaxを代表する大スター)、Mack Rice(マック・ライス。“Mustang Sally”は彼がオリジナル。その他にもヒット曲多数)が在籍。バックを務めたのがOhio Untouchables(オハイオ・アンタッチャブルズ。後のオハイオ・プレイヤーズ)という輝かしいことこの上ないグループ。

音楽的にもR&Bからソウルへと移り変わる変遷期に活躍し、ソウルの原型はファルコンズにあるという人もいる。



Good Good Feeling - Falcons
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