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ソウル&ファンク大辞典

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Little Beaver / PARTY DOWN

「ちびっこ出っ歯」が奏でるアダルトなマイアミソウル

リトル・ビーバー Party Down,
Little Beaver, 1974
出っ歯だったことからつけられた、子供の時のあだ名を堂々と芸名にしたリトル・ビーバー。マイアミソウルの仕事人として知られるが、生まれはアーカンソー州。ギターの腕に自信のあった彼は、10代後半にはフロリダに渡り、TK Records傘下のCatととの契約にこぎつける。

本作『パーティ・ダウン』でも、様々なアーティストのレコーディングでプレイした彼らしく、TK関連の豪華なメンバーが集結している。まずコーラスで参加しているのはBetty Wright(ベティ・ライト)。彼女の代表曲『クリーン・アップ・ウーマン』で印象的なギターのフレーズを披露したのがリトル・ビーバーだ。キーボードではLatimore(ラティモア)とTimmy Thomas(ティミー・トーマス)。さらにベーシストの一人として記されているNelson (Jocko) Padronとは、Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)のこと。彼の最初期のレコーディングとされている。

芸名の由来からは想像できないぐらい音はアダルト。歌ってギターを弾きまくるスタイルは、マイアミ版のジョージ・ベンソンのよう。ファンキーなソウルとフュージョンの間を行き来するサウンドもジョージ・ベンソンとイメージが重なる。

Producer: Steve Alaimo, Willie Clarke
1974年



Paty Down - Little Beaver
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