ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
こういうミニマルな編成だと通常メロウに流されがちだが(実際、ほとんどの曲調はミディアムスローぐらいだが)、ティミー・トーマスの音は非常にファンキーでもある。彼の熱いヴォーカルの影響も大きいが、リズムとオルガンの歯切れがとても良く、モダンなサウンド構成とは相反する、オーガニックなソウルジャズの影響を感じるのは想像しすぎだろうか。
オススメはやはりタイトル曲。この曲はSade(シャーデー)やSteve Winwood(スティーヴ・ウィンウッド)等、多くのアーティストにカバーやサンプリングされ、ソウルの歴史を彩る一曲。
リリースはマイアミのT.K. Records傘下のGlades(グレイズ)から。エンジニアにはT.K.のトップスターKC & the Sunshine BandのRichard Finch(リチャード・フィンチ)が参加している。
Producer: Timmy Thomas, Steve Alaimo
1972年