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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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K.C. & the Sunshine Band

世界中をディスコ一色に塗り替えたスーパーポップなダンスバンド

KC & ザ・サンシャイン・バンド K.C. & the Sunshine
Band, 1975
フロリダでレコード屋のバイトをしながらプロのミュージシャンになることを夢見ていたHarry Wayne Casey(ハリー・ウェイン・ケーシー:通称KC)。取引先だったTK RecordsのHenry Stone(ヘンリー・ストーン)と出会い、その夢が現実化する。そこでエンジニアを務めていたRichard Finch(リチャード・フィンチ)を紹介してもらい誕生したのがKC&ザ・サンシャイン・バンド。TKのスタジオミュージシャンも参加し、意外なほど本格的なファンクバンドへと発展していく。音楽オタクのKCとプロのミュージシャンがひとつの集団となり、化学反応を起こしたのだ。

1973年のデビュー時から活動は順調だったが、音楽業界にKCとリチャード・フィンチの名が轟くきっかけになったが、1974年、George McCrae(ジョージ・マクレイ)“Rock Your Baby”の大ヒット。二人は作曲とプロデュースを担当し、ビルボード・ホット100の1位を獲得。この曲によりマイアミディスコが世間に知れ渡ることになった。

KC&ザ・サンシャイン・バンドとしては1975年にリリースした“Get Down Tonight”で、ビルボード1位を獲得。決定打となったのが次作の“That’s the Way (I Like It)”。この曲はディスコの時代を代表する1曲であり、デッド・オア・アライヴやジョルジオ・モロダー等、数多くのカバー曲も生んだ。

オススメ曲は時代順に“Get Down Tonight”、“That’s the Way (I Like It)”、“(Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty”、“I’m Your Boogie Man”。すでにピークを過ぎた1979年にリリースされた“Do You Wanna Go Party”も傑作。

爆発的なヒット曲を何枚も残したが、アルバムとしての決定盤がないので、買うなら上記の曲を収録したベスト盤をオススメする。



That’s the Way (I Like It) - K.C. & the Sunshine Band
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