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初期のドナ・サマーといえば、Giorgio Moroder(ジョルジオ・モロダー)の存在を忘れてはいけない。Daft Punk(ダフト・パンク)の“Random Access Memories”で健在ぶりを示した派手なシンセ音はそれほどないが、少し聞けば、すぐにジョルジオ・モロダーだとわかるサウンドであり、彼のファンにも十分楽しめる内容だろう。それが顕著なのが1曲目の“Spring Affair”。ジョルジオ・モロダーとカサブランカ、ドナ・サマーの長所が混じり合った名曲。
ダンス・ミュージックだけではなく彼女はバラードでもいい曲をたくさん書いているが、このアルバムで唯一ダンスサウンドではない“Winter Melody”も、ドナ・サマーらしさが出たいい曲。
ドナ・サマーは『フォーシーズンズ・オブ・ラヴ』以降、1979年作『バッド・ガール』等の成功を受け、「スペーシー・エロ」路線から王道路線に切り替え一般的によく知られる真の「ディスコの女王」として君臨することになる。ということは、本作は女王のヤンチャだった若き日の戯れということか。
Producer: Giorgio Moroder, Pete Bellotte
1976年