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ソウル&ファンク大辞典

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Donna Summer / FOUR SEASONS OF LOVE

スペーシー・エロ・ディスコの女王

ドナサマー Four Seasons of Love,
Donna Summer, 1976
“Love to Love You Baby(邦題:愛の誘惑)”の成功により、スペーシー・エロ・ディスコ路線を確立したドナ・サマー(世間的には誰もそんなことは言っていないが…)。この“Four Seasons of Love”は、その路線をさらに突き詰め、男女の情事を大胆にも和歌のように四季に例えたコンセプト・アルバムになっている。すべての曲はノンストップで続き(これも当時としては非常に大胆な決断)、全曲完全にダンスフロア仕様。米国でリリースを担当したCasablanca Records(カサブランカ)は、当時まだめずらしかったダンス専門レーベル(同時期にはハードロック・バンドのKISSもいたが…。そういえばKISSにも『ラヴィン・ユー・ベイビー』というディスコの名曲がある!)であり、同時代のSalsoul Records(サルソウル)とともに、ディスコ界をリードしていた。

初期のドナ・サマーといえば、Giorgio Moroder(ジョルジオ・モロダー)の存在を忘れてはいけない。Daft Punk(ダフト・パンク)の“Random Access Memories”で健在ぶりを示した派手なシンセ音はそれほどないが、少し聞けば、すぐにジョルジオ・モロダーだとわかるサウンドであり、彼のファンにも十分楽しめる内容だろう。それが顕著なのが1曲目の“Spring Affair”。ジョルジオ・モロダーとカサブランカ、ドナ・サマーの長所が混じり合った名曲。

ダンス・ミュージックだけではなく彼女はバラードでもいい曲をたくさん書いているが、このアルバムで唯一ダンスサウンドではない“Winter Melody”も、ドナ・サマーらしさが出たいい曲。

ドナ・サマーは『フォーシーズンズ・オブ・ラヴ』以降、1979年作『バッド・ガール』等の成功を受け、「スペーシー・エロ」路線から王道路線に切り替え一般的によく知られる真の「ディスコの女王」として君臨することになる。ということは、本作は女王のヤンチャだった若き日の戯れということか。

Producer: Giorgio Moroder, Pete Bellotte
1976年



Spring Affair - Donna Summer
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