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初期のドナ・サマーといえば、Giorgio Moroder(ジョルジオ・モロダー)の存在を忘れてはいけない。Daft Punk(ダフト・パンク)の“Random Access Memories”で健在ぶりを示した派手なシンセ音はそれほどないが、少し聞けば、すぐにジョルジオ・モロダーだとわかるサウンドであり、彼のファンにも十分楽しめる内容だろう。それが顕著なのが1曲目の“Spring Affair”。ジョルジオ・モロダーとカサブランカ、ドナ・サマーの長所が混じり合った名曲。
ドナ・サマーはバラードでいい曲をたくさん書いているが、このアルバムで唯一ダンスサウンドではない“Winter Melody”も、ドナ・サマーらしさが出たいい曲。
Producer: Giorgio Moroder, Pete Bellotte
1976年