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ソウル&ファンク大辞典

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D.J. Rogers / D.J. ROGERS

時代とシンクロしたマルチな才能とゴスペルのバランス感が絶妙

DJロジャース D.J. Rogers, 1973
70年代初期から活躍する人なのに、名前にDJが付いているのは珍しいなぁと思っていたが、単に本名がDeWayne Julius Rogersなので、D.J.ロジャースになったと知って納得。

この作品はマルチな才能を見せる実力派D.J.ロジャースのデビューアルバムであり、かつ彼のキャリア上で最も渋い作品。

オススメはサビの女性コーラスが気持ちいいA2 “Where There’s a Will”。The Roots(ルーツ)が“Kool On”でサンプリングしている。続く“Take Time”やファンキーなB1 “Celebration” B4“Bail Out”も、D.J.ロジャースの根底に流れるゴスペルを感じる佳曲。

この作品からすでに作曲・アレンジ・プロデュースをすべて自分で手がけており、彼のマルチなサウンドメーカーとして非凡さを実感できる。もっと評価されるべき作品だ。

リリースはレオン・ラッセルのShelter Records(シェルター)から。ギターでDavid T. Walker(デイビッド・T・ウォーカー)参加。

70年代初期のスティービー・ワンダーやダニー・ハザウェイ、ビリー・プレストン辺りが好きな人なら気に入るかも。

Producer: D.J. Rogers
1973年



Where There’s a Will - D.J. Rogers
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