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ソウル&ファンク大辞典

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Billy Preston / I WROTE A SIMPLE SONG

知性と魂の追求者

ビリープレストン I Wrote a Simple Song,
Billy Preston, 1971
子どもの頃から教会でオルガンを弾き、16歳の頃からはすでにリトル・リチャード、レイ・チャールズ、サム・クック、キング・カーティス等のバックでキーボードを担当、ビートルズ最期の『アビイ・ロード』と『レット・イット・ビー』、ローリングストーンズの大名作『スティッキー・フィンガーズ』と『メイン・ストリートのならず者』にも参加したという、音楽界の超エリート街道を歩いてきたビリー・プレストン。これだけ偉大で多様なメンバーと交流を持てば、彼の才能が単なるブラック・ミュージックの枠組みに収まりきらないのは当然のこと。

本アルバム“I Wrote a Simple Song(邦題:シンプル・ソング)”は、彼の黄金期ともいえるA&M Records時代の第1作目。ここからは彼自身が、偉大なアーティストの仲間入りを果たしていく。

ビリー・プレストンの根底に流れているのは、ゴスペルであり、それはこのアルバムでも貫かれている。その上に、ファンクやロック、ジャズ、ブルース、サザンロック等、様々なスタイルや曲の引用が使われている。知性と魂のバランスが、非常に高い次元でとられている。

このアルバムからは、唯一のインスト曲“Outa-Space”がシングルカットされ、ビルボード・ホット100で2位の大ヒットとなった。

彼をビートルズに誘ったジョージ・ハリソンがギターで参加。ストリングスとホーンセクションのアレンジはクインシー・ジョーンズが担当。

Producer: Billy Preston
1971年



Should’ve Known Better - Billy Preston
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