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バックを務めるのはBar-Kays(バーケイズ)とMovements(ムーヴメンツ。アイザック・ヘイズのバックバンド)を中心に、Memphis Horns(メンフィス・ホーンズ)のオマケ付きで、豪華な顔ぶれ。
テンプリーズといえばやはりスウィートソウルだが、アップテンポの曲もいい。A1 “Explain It to Her Mama”やB2 “May Baby Love”は、ノーザンソウルとして聞いても高品質。カーペンターズのカバーが有名な“We’ve Only Just Begun”も結構いける。
しかし、やっぱり聞き所はスウィートソウルの数々。そして、このアルバムのクライマックスは、これぞスウィートソウルといった趣の“Dedicated to the One I Love”。この曲もカバーソングで5 Royales(ファイヴ・ロイヤルズ)が1957年にヒットさせている。スウィートソウル・ファンならこの一曲だけでも買う価値がある。
このアルバムのタイトル『ラヴメン』は、テンプリーズ結成当初のグループ名。
Producer: Jo Bridges
1972年