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ソウル&ファンク大辞典

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Percy Sledge / WARM & TENDER SOUL

サザンソウルの良心

パーシー・スレッジ Warm & Tender Soul,
Percy Sledge, 1966
Fame録音、1966年のデビュー・シングル「男が女を愛する時」のイメージがあまりにも強いパーシー・スレッジだが、同じ年に発表された2枚目のアルバム“Warm & Tender Soul”も、タイトル通り、とても暖かく切ないソウルを聞かせてくれる。

プロデュースは「男が女を愛する時」と同じクイン・アイビー。情感たっぷりに歌ったデビュー・シングルとは少し違い、本作ではリラックスしたパーシー・スレッジを味わうことができる。

人種隔離政策真っ只中のアラバマ州で生まれ育ったパーシー・スレッジ。子供の頃、ラジオから流れるのはカントリー音楽だけだったという。そのせいか人生をシリアスに表現したオーティス・レディングのようなソウルとは違い、パーシー・スレッジは、少しカントリー・テイストも混じり、人生の辛苦を包み込むような明るさで表現する。大物ぶらない彼の性格の良さが作品にも表れている。

このアルバムからもDan Penn(ダン・ペン)作のA1 “It Tears Me Up”とB1 “Warm And Tender Love”の2曲が大ヒットしており、アルバムを通して楽しめる。

Producer: Quinn Ivy
1966年




It Tears Me Up - Percy Sledge
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