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ソウル&ファンク大辞典

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Michael McDonald / IF THAT’S WHAT IT TAKES

サンダーキャットが注目したブルーアイドソウル

マイケルマクドナルド If That's What It Takes,
Michael McDonald, 1982
サンダーキャットの『ドランク』に参加して再注目されたマイケル・マクドナルド。本アルバム“If That’s What It Takes(邦題:思慕、ワン・ウェイ・ハート)”は、スティーリー・ダンとの活動やドゥービー・ブラザーズの中心メンバーとして活躍した後にリリースされたソロ第1作目。時代的なものもあるが、ドゥービーの時代よりもぐっとアダルトな音にシフトした。

このアルバムからはA2 “I Keep Forgettin’ (Every Time You’re Near)”がシングルヒット。サンプリング・ネタの定番曲でもある。もう一曲シングルカットされた“I Gotta Try”は、ケニー・ロギンスとの共作で、彼も前述のサンダーキャットの“Show You The Way”でマイケル・マクドナルドとともに参加している。

バックミュージシャンは西海岸系を中心に豪華極まりない。TOTOのスティーヴ・ルカサー(ギター)とジェフ・ポーカロ(ドラム)、「ドラムの神」スティーヴ・ガッド、マイケル・ジャクソンの『オフ・ザ・ウォール』にも参加していたルイス・ジョンソン(ベース)とパウリーニョ・ダ・コスタ(パーカッション)、ダニー・ハサウェイの“Live”で素晴らしいソロを残したウィリー・ウィークス(ベース)等が参加。

爽やかなのに大人ならではの湿り気もある。サンダーキャットはこの空気感を取り入れたかったのだろう。

Producer: Lenny Waronker, Ted Templeman
1982年



I Keep Forgettin’ (Every Time You’re Near) - Michael McDonald
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