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マッド・ラッズの持ち味は、熱きサザンソウルというよりもティーンエイジ・ソウル的なホロ苦感。というのもスタックスと契約した1964年には、まだ高校生だったというから、このアルバム“In Action”をリリースした1966年でも、まだ20歳弱ということになる。マジで青春真っ只中だったから、この切ない感じが出せるのだろう。
どの曲もとても出来がいい上に、それを支えるのがスタックスのハウスバンド。非常に贅沢なティーンエイジ・ソウルともいえる。
Wilson Picket(ウィルソン・ピケット)の“Land of 1000 Dances(邦題:ダンス天国)”やAllen Toussaint(アラン・トゥーサン)の曲でLee Dorsey(リー・ドーシー)のバージョンが有名な“Get Out of My Life”のカバーも楽しめる。
1966年