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円熟期を迎えつつあったジェリー・バトラーとフレッシュなフィラデルフィアサウンドの融合は成功し、このアルバムからは、A1“Hey Western Union Man”、A3“Only the Storong Survice”、B1“Never Give You Up”、B2“Are You Happy”の4曲が、R&Bチャート・トップ10入りを果たした。中でも“Only the Strong Survive”と“Hey, Western Union Man”は1位を獲得しており、バトラーのキャリアを代表する曲となった。まだ、いわゆる「フィリーソウル」は完成していないが、この時期ならではの開花寸前のサウンドを味わえる。
上記以外でオススメは、ミディアムだとシカゴの香りも残るA4 “How Can I Get in Touch with You”。スローだとA5 “Just Because I Really Love You”、B5 “I Stop by Heaven”もいい。
Producer: Gamble & Huff
1968年