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ソウル&ファンク大辞典

60〜70年代ソウル、ジャズファンクの大辞典を構築中です。スマホ対応なので外出先でもご活用を!

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Heatwave / CENTRAL HEATING

Mジャクソンを大人へと脱皮させた天才が在籍したバンド

ヒートウェイヴ Central Heating,
Heatwave, 1978
アメリカ人兄弟のツインヴォーカルに、スイス人のベース、チェコ人のドラム、ジャマイカ人とイギリス人のギター、そしてサウンドの中核を担うイギリス人キーボーディストRod Temperton(ロッド・テンパートン)。アメリカ人中心の当時のブラックミュージック界で、ヒートウェイヴはめずらしい程の国際派。

“Boogie Nights”収録のデビュー作“Too Hot to Handle”も素晴らしいが、大好きな曲“The Groove Line”と“Mind Blowing Decisions”の2曲が入っているので、こっちをオススメ!ヒートウェイヴはディスコの範疇で語られることが多いが、サウンドの幅も広く、単なるダンスバンドの枠には収まりきらない。B3の“The Star of a Story”なんて、ジャズの影響も感じる。

この人たちはライブも非常に楽しくていい。曲や演奏はあか抜けているのに、奇妙なダンスに無理矢理新調したようなダサダサ衣装と、そのギャップが凄い。それでも飽きさせないのは、ヴォーカルふたりの明るさと、サウンドの安定感のおかげ。ヒートウェイヴでもロッド・テンパートンはサウンドを支える裏方に徹しており、他のアーティストに曲を提供しだしてからもこのスタイルは一貫している。

マイケル・ジャクソンの大名作“Off the Wall”では、タイトル曲や“Rock with You”等を提供している。ヒートウェイヴの“The Groove Line”や“Boogie Nights”を聞くと、マイケルの作品との共通点がたくさん見つかる。

Producer: Barry Blue
1978年



The Groove Line - Heatwave
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