ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
アーティスト名はブラック・ルネッサンス。これは事実上ハリー・ウィテカーが仕事の合間に活動していたプロジェクト。彼はEugene McDaniels(ユージン・マクダニエルズ)やRoberta Flack(ロバータ・フラック)のアレンジや、Roy Ayers Ubiquity(ロイ・エアーズ・ユビキティ)のキーボーディストとして知られている人物。ユビキティの代表曲のひとつ“We Live in Brooklyn Baby”は彼の曲。
曲は両面1曲ずつしか入っていないが、どちらもスーパー級の出来。ロイ・エアーズ・ユビキティをさらにドープにしたような最高のスピリチュアルなジャズで、ビシビシ決まるBuster Williams(バスター・ウィリアムス)のベースが気持ちいい。リーダー作がこれしかないのが信じられない。
時代の先を行き過ぎた名作ということか…。
Producer: Harry Whitaker
1976年