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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Flying Dutchman Records

70年代レアグルーヴの定番

フライングダッチマン The Leon Thomas Album, 1970
17歳の時にすでにレコードレーベルを興し、その後はCreed Taylor(クリード・テイラー)の後を継ぎ、Impulse! Records(インパルス!)でジョン・コルトレーンの数々の名作やルイ・アームストロングの“What a Wonderful World(この素晴らしき世界)”を手がけ、インパルス!や親レーベルABCの黄金期を築いたBob Thiele(ボブ・シール)。

超一流プロデューサーとしての名声を得た彼が、1968年に再び自分のプロダクションを興したのがこのFlying Dutchman Records(フライング・ダッチマン)。インパルス!時代にも攻めたプロデュース作を残してきたが、フライング・ダッチマンでは当時勃興していた「ブラックパワー」色を出したファンキーではあるが内省的なジャズファンクの名作を数多く残した。

主なアーティストとしては、宇宙を感じる美しいビートが印象的なLonnie Liston Smith(ロニー・リストン・スミス)、ヨーデルのように自由な旋律を奏でるLeon Thomas(レオン・トーマス)、アルゼンチン出身の作曲家兼サックス奏者Gato Barbieri(ガトー・バルビエリ)、歌う吟遊詩人Gil Scott-Heron(ギル・スコット・ヘロン)等、時代を代表する個性派ばかり。

高品質な作品を数多くリリースしていたが、セールス的には結果を残せず1976年に買収された。


A Chance for Peace - Lonnie Liston Smith & The Cosmic Echoes
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