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セッション・シンガーとしてミュージシャンとしてのキャリアをスタートしたP.P.アーノルド。それが運良くIke Turner(アイク・ターナー)の目に留まり、初期Ikettes(アイケッツ)参加が決まる。そこをまたまた運良くローリングストーンズのマネージャーでImmediate(イミディエイト)のオーナーでもあるAndrew Loog Oldham(アンドリュー・ルーグ・オールダム)の目に留まりソロでレコーディングすることを勧められる。
同レーベルのSmall Faces(スモール・フェイセズ)のSteve Marriott(スティーブ・マリオット)から曲提供を受け、彼らのツアーやレコーディングにも参加した。その後もDelaney and Bonnie & Friends(デラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ)やJimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)、Who(フー)、Kinks(キンクス)、David Bowie(デヴィッド・ボウイ)等、錚錚たるスター達のツアーにも参加している。
1967年リリースした“First Cut Is The Deepest”がUKチャートで18位のヒット。ミック・ジャガープロデュースによるアルバム“The First Lady of Immediate”も制作。英国発のレコードらしく、ソウルとロックが絶妙にミックスされ、現在でも評価は高い。
その後はJesus Christ Superstar等のミュージカルに多数出演。1988年にはBeatmasterの“Burn It Up”にゲストとして参加。UK14位にチャートインした。