Stephanie Mills / STEPHANIE
ヒット連発のディスコ・ディーバ
Stephanie,
Stephanie Mills, 1981
安定したヴォーカルワークと個性的でキュートな声の持ち主のステファニー・ミルズ。プロデューサーの
Mtume(エムトゥーメ)& Reggie Lucas(レジー・ルーカス)コンビのタイトなサウンドとの相性も良く、全曲シングルカットしてもヒットしそうなほどポップな曲の連続。ソウル・ミュージックとして聞こうとすると物足りなさを感じるかもしれないが、80年代になってブラックミュージック全体が洗練されていったことが、ステファニー・ミルズにとってはいい方向に動いた。彼女は米国での評価と日本での評価のギャップが激しいアーティストの一人だが、この親しみやすさこそが、ステファニー・ミルズ最大の魅力(カリスマ好きの日本人にはあまりアピールしないのかもしれないが…)。
ちなみにA2 “Two Hearts”では、当時フェロモンをまき散らしまくって、まだ元気だったTeddy Pendergrass(テディ・ペンダーグラス)とのデュエット。バック・ヴォーカルでは大ブレイク寸前のLuther Vandross(ルーサー・ヴァンロドス)も参加。
Producer: James Mtume & Reggie Lucas
1981年